Kanon Nakamuraさんがこちらで投稿されていたサクレクール寺院のドミトリーに、夜間のお祈り(adoration night)に参加すれば15ユーロで泊まれるとの件、先日娘と共に利用したのでご報告です。ちょっと長文です。
サクレクール寺院は付属のゲストハウスがあるのですね。個室だと複数日泊まれるようですが夜間のお祈り参加の場合は一泊となっています。
まずはホームページに記載のホテル管理窓口にメールで宿泊希望日と人数、部屋タイプ、夕食希望を送りました。最初は金曜日の夜を希望していましたが週末はいっぱいのことが多く日曜なら空きがあるとのことで日曜に予約を入れました。するとInvoice(請求書)が送られてきて事前入金するように言われたのでWiseにて振り込みました(現地精算もできるようなことがどこかに書いてあったのですがどこにだったか?いずれにせよ私はWise口座を持っているので安い手数料で振り込めました)。入金後リファレンス番号付きの確認メールが送られてきて無事予約完了。
当日はドミトリーの場合午後7時のチェックインとなり遅いのですが(個室は4時から)早めに行っても荷物は預かってもらえました。(日曜日だったからか?寺院へ上る道がどこも車両進入禁止になっていて、経験豊富なUberの運転手さんだったので何とか道を探して寺院前まで入ってもらえたのですが、下手すると荷物を持って坂を上らないといけない可能性があります。)レセプションで予約確認メールを見せてセキュリティ用のバンドを腕に付けてもらいます。お部屋は番号ではなくてSaint Paulとか聖人の名前で覚えられないけど、腕バンドにちゃんと書いてあります。
ドミトリーは二段ベッドを想像してたものの、普通のシングルで、カーテンで仕切ることができてプライバシーは守られます。棚も付いてて広くてスーツケース広げて整理できました。ベッドはその部屋に8つあったのだけど、なぜか誰とも顔を合わすことがありませんでした。物音から他にも人が泊っているのはわかったのですがね。共用のバスルームは夜のうちであれば一番乗りで清潔な状態で使えますよ。
15ユーロで朝食付き、もう15ユーロ払えば夕食も付けられます。どんなもんかと試しにつけてみました。地下のダイニングに別の宿泊客と同席していただきます。しかしながら黙食で、静かに食べなければなりません(なので撮影できず)。まずスープをいただき、そのお皿をきれいにパンで拭って、次に出てくるハムチーズを挟んだホットサンドとサラダをとりわけます。ワインとチョコムースのデザートもありましたが食後の飲み物はなくて、みんなデザートで終わりとは思わずしばらく待っていたのですが、その後何も来ないのでひとりがキッチンに聞きに行ってくれて、終りだって!と、くすくす笑いながらダイニングを後にしました。まあ物価の高いパリとしては値段相応ではあるのですが、夜中お腹が空いてしまったので、もう数ユーロ出してモンマルトルのレストランで食べた方が満足感は高いかな。あくまでも教会のお食事体験という感じでしたね。
ところで安価な宿泊はあくまでも夜のお祈りを絶やさないために協力することが前提なので、23時から6時までの一時間、お祈りに参加する必要があります。その時間帯をどうやって選ぶのかよくわからなくてレセプションに聞きに行ったものの忙しそう。ディナーの時に同じテーブルにいた英語が話せるフランス人のマダムが近くにいたので聞いてみると、エントランス近くにあるホワイトボードに時間ごとに区切った表があり、希望の時間帯に名前を書き込むといいと教えてくれました。夜間の祈りが中断しないように、誰も希望していない、または人数が少ない時間に入ることが望ましいのだとか。当然ながら23時からや6時からは起きていやすいのですでに何名も名前が書かれていて、私たちはひとりしか名前が書かれていなかった午前5時の枠に記入。パリに住んでいるというそのマダムに、あなたは何時に参加すると聞いたら23時だって、笑った!カソリックでなければ無理して参加しなくても大丈夫よ、と言われて、はい、確かに私たちは一般的な仏教徒ですけど、それはそもそもの趣旨に反するので頑張ることにしました。
マダムが教会内部までのアクセスを教えてくれ、彼女はその後Confession(懺悔ですか?)を利用していました。私たちは教会内を鑑賞後、早く寝ておこうかとそれぞれのベッドでゴロゴロしていたのですが、実は午後9時から夜のお祈りの説明会的なものが、10時からは夜のミサがあったということを10時半ごろ知り、もう終わりかな、と迷ったもののミサの雰囲気が知りたくて教会に戻りました。やはりほぼ終わりで信者さんたちが聖餅もらっていて、私たちもありがたくいただき、皆が歌うのを聞いて間もなくミサは終了。まあ少しでも参加できて良かったです。
翌日は帰国日だったので、お祈りの時間までにしっかり眠っておこうと思ったのですが、教会のエネルギーが高すぎて、目がさえてしまい、私はほとんど眠ることができませんでした。。。うとうとして5時少し前に置き、お祈りに参加しました。天井の大きなキリストのモザイクは明かりが落とされていてぼんやりとしか見えませんでした。なんだか自分でも起きてるんだか寝てるんだか、わからないうちに一時間が経過。娘にはご神託があったそうです。
部屋に戻って一時間半ほどお腹を空かせて眠り、午前7時半からダイニングに朝食を取りに行きました。パンとコーヒー紅茶程度を期待していましたが、ジュースもあるしジャムやココアなんかもあって思ったより充実してました。信者さんたちは7時からのミサに参加してるので、空いているうちに食べたいもの取っておけて良かったです。
チェックアウトは9時半と早いのですが、荷物を預かってもらえました。
と、長文でしたが、今後パリ行きを計画しているどなたかのお役に立てば幸いです。
Kanonさん貴重な情報をありがとうございました。
[追記]カトリック教徒でないのに聖餅拝受するのはルール違反だったのですね、ご指摘ありがとうございます。以後気をつけます。備忘録ですがGeminiによると
「基本的にはカトリックの洗礼を受けた信徒のみが拝受(聖体拝領)できます。
これは、聖餅(聖体)が単なるパンではなく「キリストの体そのもの」であるという信仰を共有し、教会との一致を表明する行為だからです。
信徒以外(未洗礼の方や他教派の方)がミサに参加する場合のルールは以下の通りです。
- 聖餅は受け取れない
ミサ自体には誰でも参加できますが、聖体拝領の列に並んで聖餅を口にすることはできません。 - 「祝福」を受けることは可能
聖体拝領の際、信徒と一緒に列に並び、自分の番が来たら胸の前で両手をバツ印に交差させる(右手を左肩、左手を右肩に置く)ことで、「私は信徒ではありませんが、祝福を希望します」という合図になります。この場合、司祭から聖餅の代わりに頭上で十字を切る「祝福」を受けられます。 - 信徒でも受けられない場合がある
洗礼を受けていても、以下の場合は拝受を控えるの
は「大罪」がある状態で告白(ゆるしの秘跡)を受けていないとき。
拝領の1時間前から水と薬以外の飲食を控える「聖体断食」を守っていないとき。」
今後は祝福をお願いするようにします!
Cre: Yabuta Mayumi
